一般的に、正社員で働くときとアルバイトやパートで働くときでは、かなり給料に差が出ます。当然将来的な安定も異なります。正社員であれば、給料が安定するだけでなく、キャリアを築くことができます。パートだと一時的に給料を得るためにすることが多いです。
薬剤師の場合、正社員で働けば確かに安定します。給料もたくさんもらえる可能性があります。でも事情によって正社員で働けなくなることがあります。この場合、転職をして、パートなどで働いたとき、どれくらい待遇で異なるかです。
この仕事は、国家資格を持っていないとできません。誰でもできる仕事ではありません。そのために需要があります。場合によっては正社員よりも求められる場合があります。キャリアアップにつながるかどうかは別として、それほど給料を下げずに働くことができます。
働き方が選べるのはメリットといえます。
地方出身の人は、都市部の大学に通い、そのまま都市部で就職することがあります。都市部の方が仕事もたくさんありますし、いろいろなものがあります。交通機関なども便利ですから、地方に戻りたくない気分になるのかもしれません。
事情によって実家に戻る場合、Uターンといわれます。都市部から地元以外の地方に行くときにはIターンといわれることがあります。一般的に転職をするとき、Uターンは厳しい現実が待っているとされています。都市部よりも仕事が少なく、条件も悪くなるからです。
薬剤師の場合は、必ずしも条件が悪くならないことがあります。むしろ地方に行った方が良くなることがあります。医療機関と並んで、薬局は必要です。また薬の専門家のニーズもあります。しかし地方にはあまり資格者がいません。
そのため、地方の求人では、給料の条件が良く、都市部より給料が高くなっています。